2021 第5回テーマ詳細

農業 ×強く優しくしなやかな生活様式

第5回大地の力コンペのテーマは「農業 ×強く優しくしなやかな生活様式」。
気候変動による大災害の頻発や疫病の蔓延という社会課題に農業がどう対処するか。もしくは課題解決にどう役立つか。そんなアイデアを募集します。

 

<災害とともに生きる>

新型コロナの影響により、日々の暮らしが劇的に変化しました。仕事・移動・人との関わり方などの生活だけではなく、心の在り方についても全ての人が影響を受けているといえるでしょう。新型コロナの世界的パンデミックという、人類史に残るであろう大きな災害の渦中に私達は今、生きています。加えて、ほかの大事件・大災害もいまだはっきりと記憶の中にあります。

昨年2019年秋、関東・甲信・東北地方に甚大な被害をもたらした台風15号・19号。
2017年・2018年・2019年と3年連続で発生した九州北部および西日本豪雨。
2018年には大阪北部地震・40度を超える猛暑・北海道胆振東部地震がありました。
2011年の東日本大震災はまだまだ昨日のように思い出されます。

急激な気候変動による大雨・台風・猛暑や、いつか必ず訪れる大地震、そして今回の新型コロナの蔓延など、人間には抗うことの難しい外的リスクに囲まれながら毎日を過ごさなければなりません。

<誰もが“被災者”になる時代>

大災害や大事故は地域や人々の生活や生き方を根本から変えてしまいます。そして私達がいつどこで被災者になるか誰にもわかりません。視点を変えてみると、産業・物流の高度な専門化と分業化が進んだ現代では、すべての人が間接的な被災者になり得るといえるでしょう。卑近なところでは物流が止まることでの物不足があります。スーパーで日用品や食料品の棚が空っぽになったり、生活必需品の確保のために頭を悩ませたり。自分とは遠い地域の出来事が身近な生活に直接影響を及ぼす時代、日々の暮らしを守るためにはどのような生活様式が必要でしょうか。

今回のテーマは「未来に起こる“何か”に対処できる農業。または農業をどう役立てるか」と換言できます。物質的な備蓄や準備だけでなく、精神的な心構えも必要です。
このように“何か”に対応できるようなライフスタイルの変革や知識の啓蒙などもテーマの範囲です。いろいろな「農業 ×強く優しくしなやかな生活様式」についてのアイデアをご応募ください。

・農業そのものを強靭化し、“何か”に対して前もって対応できるように準備するアイデア

農業は自然災害の最前線で戦う産業です。昨年の台風15号では814億8千万円、19号では3,422億円の被害額となりました(農林水産省発表)。
消費者とっても米・リンゴ・ジャガイモ・畜産物などの不足による価格高騰や品薄状態が見られたほか、復興をあきらめた農家さんの離農が加速するという壊滅的な影響がありました。
そんな農業をより強靭化したり、被災した農家さんが農業を続けられるような案などを考えてみてください。

・社会や地域の強靭化のため、“何か”に対して農業が役立つように準備するアイデア

生活の根本を支える農業。今回の新型コロナの影響下でも、農業関係者の尽力のおかげでパニック状況には陥りませんでした。
農業が社会を支えたといっても過言ではありません。
また、ステイホーム時には家庭菜園やキノコ栽培に癒しを求める人々が多く見られたといいます。
こちらも農業が社会と心の支えとなったよい事例でしょう。
農業のもつ底力で社会を粘り強くするアイデアを考えてみてください。

<どんな脅威に備えるのか>

まずは“どんな脅威に備えるのか”についてお聞かせください。大雨・台風・猛暑・疫病などの自然災害・ストレス社会からのドロップアウト・経済状況の悪化・医療制度の崩壊などなど、様々な社会課題や脅威があります。その“何か”を定義し、それを解決するためのアイデアをお考え下さい。

 

皆様のご応募お待ちいたしております。